印刷について4
紙の種類 仕上がりの雰囲気がガラリと変わります
下級紙・ざら紙
白色度、平滑度、強度が劣った紙で軽く、ざらざらした手触りがある。
新聞や漫画週刊誌などで使用されています。
中質紙
中級紙とも呼ばれ標準的な白色度と強度を持った紙。
上質紙
中級紙よりも白色度も強度も高い紙。
中級紙よりもやや高価ですが白色度が高いため印刷物としてのグレードは高くなります。
アート紙
上質紙の上に白土などの顔料を塗り、艶出し機にかけて仕上げた紙。
白色度、平滑度に優れ、カラー印刷するのに最適な用紙ですが、その分価格は高くなります。
コート紙
アート紙に塗る白色顔料を少し落とした紙で、白色度や平滑度はアート紙に劣ります。
しかし、アート紙より安価で軽量なのでダイレクトメールやチラシなどに使われることが多い用紙です。
キャストコート紙
アート紙のコート面を厚くした紙で、平滑度はアート紙よりも高く、強い光沢が得られる用紙。
カタログのカバー用紙などに使われます。アート紙よりも値段は高くなります。