当社の営業は図面を読みます

ある日突然メールが一本。「仕様が変更になったから、あとはいつものようによろしくね」

ここでは「一般的な技術翻訳」についてではなく、当社がどのように技術翻訳の業務と向き合っているかを書かせていただきます。
一般的な技術翻訳につきましては技術翻訳の世界をお読みください。
 

得意先の部長様が当社営業担当におっしゃいました。「社員以上の知識」

当社の営業担当は、場合によってはお客様よりもお客様の製品に詳しいです。
これは得意先の部長様がおっしゃったことなのでほぼ間違いありません。
その部長様によると「全社員数千人の中でも、数人しか知らないようなマニアックな知識を持っている」そうです。
 
部長様の当社の営業担当に対する信頼は非常に厚く、一日に何度も電話をかけてこられて、
「今度出る○○だけど、●●とだいたい一緒だから。わかるよね?」
「いや、さすがにそれだけの情報ではちょっと……」
「できるできる。この前もできたんだから」
「……ええ、まあ。やってみます」
このような会話が日常的に展開されています。
 
また仕様変更に際しても、見たこともない資料がポンと送られてきて一言。
「反映お願いします」。
普通の人なら目をパチクリさせるような難解な文書でも、当社の営業担当はへこたれません。
難しい表情で資料と向き合うこと数分。「なるほど」とつぶやき、翻訳手配に入ります。
 
まずは当社が資料の中から翻訳用の原稿を作り上げ、そこで初めてお客様が精査に入る。
このような厳しいやり取りを重ねていくうちに、部長様からは「社内の人間よりも製品に詳しい」と言っていただけるようになりました。
 
今では、翻訳が必要な際には自動的にお声がけいただけるほど、重要なパートナーとしての位置付けを得られるまでに至っています。
 

「お客様製品マニア」は、「主体性を持って飛び込みます」

上記のように当社がお客様からこれほどまでの信頼を得られた理由。
それは「やらされた」のではなく「主体性を持って飛び込んだ」からに他なりません。
 
難解な資料を前にしても「こんなのできるわけがない」と投げ出すことはせず、お客様の製品について勉強しました。乱暴に丸投げされた仕事をむしろチャンスと捉えて、より一層知識の吸収に努めてきたのです。
結果的に、ド文科系だった当社の営業担当は、製品について技術開発部の方とも対等に話せるまでに成長することができました。
 
そして、これは上記の例に限ったことではありません。当社がお取引させていただいているすべてのメーカー様に対して、製品知識を吸収する努力を主体的に行っています。
なぜなら、そうすることによってお客様の負担が劇的に軽減するという何物にも変えがたいメリットが伴うことを知っているからです。
 
「技術翻訳のプロ」であると同時に「お客様製品マニア」である当社に共感いただけた際は、ぜひとも一度お問い合わせください。