技術翻訳の翻訳者
技術翻訳の翻訳者
当たり前の作業を継続。調べることをいとわないプロ意識
技術翻訳の翻訳者に限らず、翻訳者は語学能力が優れているということが大前提です。
当社の場合、電気、電子、機械分野専門の技術翻訳の翻訳会社ですので、この分野における専門知識、専門用語を身に付けているということも最低条件の一つとなります。
また翻訳者の資質としてこれらとともに大切なことは「調べる事をいとわない」ということも挙げられます。翻訳という作業は文字を置き換える作業よりも、調べ物をする作業に多くの時間を費やしています。たしかにインターネットや電子辞書の普及によって、以前に比べて調べることは非常に楽になりました。
その一方で無限に広がっている情報から必要な情報を取り出し、その裏付けをし、精査する技術も必要とされるようになりました。
電気、電子、機械の分野は日々新しい技術が開発されています。貪欲に情報を収集し、アンテナを高くして、情報をアップデートしなければなりません。好奇心が旺盛で常に新しい情報を勉強しようという意欲、そしてたった一語の自分の知らない未知の用語を目にした時、その用語を「調べ 尽くす」という一語へのこだわりが大切です。
このような地味な作業をこつこつと積み上げられる翻訳者こそが 「優秀」な翻訳者と言えるのではないでしょうか。
また翻訳のプロ、または一社会人として「納期を厳守する」、「すぐに連絡がとれる」、「仕事が早い」、「一通りのPC操作ができる」、「修正に応じられる(自分の考えだけに固執せずお客様の要求に応えられる)」なども大切な資質です。
それ以前にもっとも大事なことは、訳抜けがない、誤訳がない、数字記号を一字一句、正確に入力する ・・・などの当たり前のことを当たり前に行うということです。
産業翻訳では翻訳者の名前が表に出ることはなく、あくまで裏方の仕事と捉えられがちですが、それでも高いプロ意識をもって翻訳にあたることが大切です。
技術翻訳についてご質問、疑問などありましたらお気軽にお問い合わせください。