印刷について6
並製本と上製本
思い切り簡略に言えば「小説」と「雑誌」の違いです!
製本された本は、本の天地と小口(本の外側)をきれいに切り落とします。この裁断を化粧裁ちといいます。この状態が並製本です。文庫本やビジネス書などは並製本にカバーを付けて販売されます。
高級感のある製本をする場合には、上製本(本製本)を行います。厚めの表紙を付けて製本するため、一般的には「ハードカバー」といわれています。
並製本に比べ、上製本は価格も高く、時間もかかるので本のグレードを上げるために使われる製本方法です。